学校・病院

冷房と暖房を同時運転、快適と省エネを両立

病院では、患者の状況や部屋の用途に応じて、ある部屋では暖房、一方の部屋では冷房というように、冷房と暖房の同時運転が必要になる場合があります。しかし、通常のビル用空調機器では、冷房か暖房のどちらか一方しか行えません。かと言って、1部屋に1台独立したルームエアコンを設置しようとすると、コストの上昇や室外機の設置場所にも悩むことになります。
そのようなお客様に対しては、冷暖同時運転を行える「シティマルチR2シリーズ」をお勧めしています。同製品は2管式冷暖同時マルチシステムを実現しており、3管式と比べて配管の数や接続個所が大幅に削減され、より少ない工程で設置できます。
冷房と暖房の運転切り替えは圧縮機の運転を停止せずに行えるため、快適さを失うことはありません。そして冷房と暖房を同時に運転するときは、熱回収運転によってエネルギー消費効率があがり、さらに省エネです。

シティマルチR2シリーズこの商品について

ハイブリッド型で停電時にも安心

病院や特別養護老人ホームで、厨房やお風呂のお湯を沸かすときに、従来からボイラーを使っているところでは、重油の値上がりによってコストが上がり、ほかに何か方法はないのかとご相談を受けます。そんなときにご提案するのが「業務用エコキュート」です。燃焼式ボイラーに比べてランニングコストは約1/3、CO2排出量も約40％削減できます。
ただし、災害による長期の停電を懸念して、オール電化には踏み切れない方もいらっしゃいます。その場合は、エコキュートに既存のボイラー施設を組み合わせた「ハイブリッドモデル」をご提案しています。ハイブリッドなら万が一停電が起こってエコキュートが使えなくなっても、ボイラーの稼動によって給湯を続けることができます。
また、電気代の安い夜間にエコキュートで沸かした湯が少なくなってきたら、ボイラーを稼動するなど、使用量にあわせて弾力的に運用できます。さらにボイラー設備を併用することによって初期投資を抑えることもでき、全体的なコスト削減にもつながります。

業務用エコキュートこの商品について