三菱電機冷熱機器販売の先輩たちと
その仕事内容をご紹介します。

自分を成長させる最高の環境が
整っている、と直感。
畑違いの分野から飛び込んだ。
  • 学生時代の学部及び専攻国際食料情報学部 国際農業開発学科
  • 入社年2011年
  • 趣味・特技旅行・野球

Q1三菱電機冷熱機器販売を志望した理由は?

前職は、オフィス家具メーカーの物流部門にいて、いつどこにどんな商品が何台入るかということを管理するような仕事をしていました。そのため、営業の仕事ついては、この会社に入ってから初めて経験したことになります。

未経験ではありましたが、営業の仕事については前から興味があり、営業の経験を積むことは、自分が成長する良い機会になるはずと、むしろ前向きに捉えていました。

当社は、空調や冷蔵冷凍といった電機関係の販売会社になります。私の場合は、それまでオフィス家具メーカーにいたこと、学生時代の専攻が農業関係だったこともあり、それまで経験してきたものとは全く異なる分野に飛び込むということで、多少の不安がなかったわけではありません。しかし、営業という仕事への興味と、自らの成長のためのプロセスと捉えることで、それほどの障壁にはなりませんでした。

また、学生時代の友人から、電機・IT業界の営業、それもBtoBの営業の話を聞いていたこともあり、ある程度のイメージを描くことが出来ていたこともあります。

実際話を聞いてみると、営業の仕事といっても、提案営業、ルート営業、現場調査(機種選定)など、多岐にわたっており、自分を成長させるには最高の環境が整っているなと、むしろやりがいを感じることができました。

また、三菱電機100%出資の販売会社であり、業績も安定していることも決め手になりました。安定というのは大きな魅力であり、この会社なら、将来にわたり、腰をすえて働くことができると思ったのです。

Q2現在の仕事内容は?

私の場合は、空調と冷蔵冷凍が半々くらいの割合になります。私が担当している設備業者様が、空調と冷蔵冷凍の両方を扱っていらしゃるものですから。

同僚の中には、店舗向けの冷蔵ショーケースなどを中心に営業している人もいますし、部署によっては、換気扇などを担当しているところもありますので、たまたま、そういったお客様の担当であったということでしょうか。

学生時代に少し食肉関係の勉強もしていましたが、結果的に食品関係には進みませんでした。ただ、食を支える冷蔵冷凍機器の販売に携わることで、間接的ながらお手伝いが出来ていると感じています。

普段の仕事は、お客様の要件に応じた機器選定や見積の作成・省エネ提案書の作成などが多くなります。

実は今日も、生花関連のプレハブ倉庫の冷蔵機器の負荷計算などを行い、機器の選定や見積を作成している最中です。

冷蔵冷凍の世界では、負荷計算と機器の設定にはかなり気を使います。特にマイナス25度の温度帯を維持するための冷凍機器は、非常にシビアなスペックが要求されます。冷えないことがあってはならないのです。

それから、担当している仕事の規模についても様々です。

中には、大きな冷蔵倉庫や物流センターなどを中心に担当している同僚もいますが、私の場合は、大きなものからショーケース1つまで。これも担当している設備業者様のカバー範囲でそうなっているのだと思います。

Q3最も印象に残っている仕事は?

電力会社様に、冷凍機器を納入したことがあります。この仕事は、海沿いの火力発電所で使用するためのものだったのですが、通常の冷凍倉庫に要求されるものと比べ電圧が異なったり、海沿いであるがために、塩害に対応しなければならなかったりと、特殊仕様で対応しなければならない部分が多く、三菱電機の技術者の方と協力しながら、説明資料を作成したり、提案を行っていく必要がありました。

また、私たちは冷凍機器を納品したわけですが、他のメーカーからは除湿機器が納品されていて、その除湿機器との兼ね合いもあり、話はなかなか単純ではありませんでした。

このレベルの仕事になると、単に製品を売るということではなく、お客様へのヒアリングから設計・技術的説明まで、深く関わっていかなければなりません。一人ではどうにもならないため、チームでなんとかしていくしかありません。

様々な方々と協同することで難題をクリアすることができ、結局、数か月かかって無事納品することができました。そういった意味でも、大変印象に残った仕事でした。

Q4仕事上で心掛けていること、仕事の中で学んだことは?

正確・丁寧な対応かつクイックレスポンスを心がけています。

また、お客様とメールや電話だけのやり取りではなく、直接お会いしてお客様との関係性を築いていくよう心がけています。

昨日も、熊本のお客様のところに行ってきました。それまでは、電話やメールでのやり取りだったのですが、やはり直接、現場へ足を運び、お話を直接伺うといろいろな課題や問題点が浮き彫りになってきます。また、お客様の考えについてもニュアンスを含め、深く知ることができます。

やはり、直接お会いするというのは、重要だと思いますし、これからも大切にしていきたいと思います。

Q5三菱電機冷熱機器販売のよい点、入社してよかったと思う点は?

当社には、空調や冷蔵冷凍に関しての深い知識と豊富な経験をもった先輩たちがいます。

私の場合は、入社して2年目で仕事の中で分からないこと、迷うようなことが出てきましたが、各分野のスペシャリストの先輩が親身になって、ひとつひとつ丁寧に教えてくださるのがありがたかったですね。

会社によっては、先輩になかなか聞きづらいということもあるかもしれませんが、当社の場合は、どんどん質問できる雰囲気がありますので。そうした点も、この会社に入ってよかったなと感じるところですね。

研修も充実している方だと思います。私の場合は、冷蔵冷凍なので、和歌山の三菱電機の製作所へ研修に行き、色々なことを教えてもらいました。 (欲を言えば、入社直後だと、あまりにも知識が乏しい状態で研修を受けると面喰ってしまう部分もあるので、入社して1年くらいの時期に製作所に行くのがよいような気がします。)

それから、労働組合もきちんと機能していることでしょうか。そもそも、風通しがよい会社で、言いたいことは上司に直接言える雰囲気ではあるのですが。それでも面と向かって言いづらいこともあります。そうした時は組合を通じて、意見を伝えてもらえる経路が確保されているので、大変助かりますね。

Q6志望者の皆さんへのメッセージ

私のように、畑違いの学部出身だと、最初は少し戸惑うところがないわけではありません。ただ、断片的な知識が組み合わさることで、少しずつ見えてくるところがあり、それが面白く感じられます。これから入ってくる皆さんも、最初から全てが理解できるわけではないと思いますが、仕事をこなしていくうちに、徐々に見えてくると思います。

電気関係の資格などは特に必要ありませんが、お客様の中には、かなり細かなところまで、質問されてくる方もいらっしゃいます。私も余裕があれば、少しずつ電気関連の資格をとってみたいと考えています。皆さんと共に切磋琢磨しながら、学んでいきたいと思いますので、是非当社に来てください。