先輩紹介

私は大手企業のグループ会社の営業職に的を絞って就活をしていました。
学生時代、4年間カフェでアルバイトをしていまして、ホールもキッチンもすべてこなしており、特に接客には自信がありました。そんな経験もあり、人と接しながらモノを販売する仕事に就きたいと考えたのが営業職を志した理由です。

そしてブランド力があり、お客様に喜んでいただける信頼性のある製品を扱いたいという思いもありました。

そんな中で惹かれたのが、三菱電機冷熱機器販売です。三菱電機と冠称のつく優れた製品を扱えるので、私の希望にぴったりの会社だと確信し志望しました。

営業担当として、営業活動、お見積りの作成、問い合わせ対応が主な業務です。
私が担当しているお客様は、サブコン、つまり建築工事の元請けであるゼネコンから特定の専門工事を請け負う会社と、冷凍設備会社、そして全国に拠点を持っている広域のサービス会社の3社がメインで、この3社が私の売上の約8割を占めています。

中でも広域のサービス会社は、私が担当を受け持った時点ではあまり売上の比重が高くなかったのですが、全国展開している会社なので取引を拡大していただける可能性があると考え積極的に営業活動を行った結果、取扱高を伸ばすことができました。

担当しているお客様の業態がそれぞれ異なるので、扱う製品の幅が広く、空調機器、冷凍・冷蔵機器、給湯機器、照明機器、換気機器など三菱電機の製品ほぼすべてと言ってもいいでしょう。幅広く深い製品知識が必要であり、毎日が勉強です。

業務の基本的なスケジューリングとしては、1週間は客先への訪問を集中して行い、2週間は社内での業務に注力するといったサイクルにしています。
仕事にメリハリがつくよう、自分でコントロールして仕事にあたっています。

入社4年目の時、山形県の案件で設備用の大きな空調機器を受注し、お納めする機会がありました。その空調機器は、工場内の試験室に設置するため年間を通して一定の温度と湿度をキープする特殊な自動制御が不可欠になります。

本来、自動制御の設定は工事の範疇であり、お客様が手配発注するものなのですが、制御を組める業者を手配できないので、そこも含めてやってくれないかと依頼がありました。
そこで私自身が外部の知り合いに頼み、業者さんを集めて設計協力を行い、現場を納めることができたのです。
「あなたにお願いしてよかった」と感謝の言葉をいただきました。

私がお願いした業者さんは、普段の仕事の中でお付き合いのあった方です。日頃から人との付き合いを大切にし、ブレーンを広げていったことが成果につながりました。

人間関係の構築を大切にし、付き合いの輪を大きくしていくことは、どんな局面においても重要になると実感しました。

私が心掛けていることは、前述の人間関係の構築にも関連するのですが、社内外問わず相手のことを考えて行動することです。

見返りを求めずに「ギブ」する、つまり与える姿勢を大切にしています。
与えるものは物品ではなく有益な情報や、相手の欲しているサポート、困っている時の手助け、掛けてもらって嬉しい言葉…などです。自分が常に相手に協力的であることが、与える姿勢につながります。

仕事の取引先はもちろんですが、職場の後輩に仕事を頼む場合でも、いつも自分に何か得るものを与えてくれ、協力的に接してくれる先輩であれば、普段以上に力を発揮したいと思うでしょう。

また、仕事の中でこうしたギブの姿勢を続けることで成果にもつながることを学びました。相手を変えたり動かしたりしようとするのではなく、自分自身がどうするかで状況が動き結果が変わるのです。
今後も自分自身に磨きを掛け、ギブの姿勢で最年少での課長昇進を目指していきます。

社員の人柄がよい点を最も強調しておきたいです。
入社したばかりの頃、商品のことや業務の流れ、契約の手続きなど、わからないことに直面することが多くありました。そんな時に、先輩や上司は私のために時間を割いて親身に教えてくれました。みんな自分の仕事で忙しいのに嫌な顔をせずに手を差し伸べてくれました。

他の課の人も声を掛けてくれたり、アドバイスをしてくれたり、みんな優しいのです。とても仲間感のある会社だと思います。

入社2年目の時、こんなことがありました。
私が仕事で落ち込んでいた時に、今の営業部長に声を掛けられ、休日にバイクの後ろに乗せていただき御殿場の方までタンデムツーリングに連れて行ってもらったのです。
とても爽快でストレスが晴れ、すっきりと気持ちが切り替わりました。
本当に助けられました。今でも感謝しています。
実はそのツーリングから1週間後、私はさっそく教習所に通い始め中型免許を取得。400ccのバイクを購入してすっかりバイクが趣味になりました（笑）。

困っている人を見たら声を掛けてあげるのが当たり前、それが三菱電機冷熱機器販売の風土だと感じます。
私がこれまでたくさんギブされてきたので、これからは私がギブをしようと実践している毎日です。

私は3年目くらいから、仕事の計画から手順の組み立て、お客様対応や管理まで自分自身でコントロールできるようになりました。
もちろん最初は教わりながらですが、何をするか、お客様とどう仕事を進めていくかは自分次第です。

三菱電機冷熱機器販売では、失敗を恐れずチャレンジすることを推奨しているため、自身のアイデアの実現などやりたいと思ったことを実行できる環境があります。
自分自身で仕事を進めていきたいという方は、是非一緒に働きましょう！