三菱電機冷熱機器販売の雰囲気を社員に尋ねると、
「風通しが良い」「楽しい」「みんな仲が良い」といった声が多く聞かれます。
ここでは一日の仕事が終わって
リフレッシュスペースに集まった
営業部の若手社員と先輩社員4人の話に
耳を傾けてみましょう。


R.F
営業第一部第一課
入社2年目
「率直に言って、楽しい会社です。三菱電機グループならではの安定性を実感しています」

T.F
営業第一部第二課
入社1年目
「最初は教育係の先輩が親切に教えてくれるので、安心できます。人間関係良いですよ」

M.S
営業第一部第一課
営業アシスタント
「社員同士仲が良く、ストレスなく働いています。みんな休暇もしっかり取っています」

R.S
営業第一部第一課
先輩社員
「経営理念が浸透し社内が一丸となっています。雰囲気が良く、成長を実感できる会社です」
引っ込み思案で
不安だったものの、
会社の雰囲気と場数で克服。
三菱電機冷熱機器販売の社員の憩いの場となっている、リフレッシュスペース。ある日、業務が終わって顔を合わせたのが、T.FさんとR.Fさんです。

R.Fどう、だいぶ慣れた?

T.F先月からようやくひとりでお客様のところへ行くようになりました。

R.F最初は緊張したでしょう。

T.Fそれまでは教育係の人と一緒に訪問していましたが、やはりひとりだと緊張するものですね。

R.F話はできた?


T.Fカタログをお渡ししたり、手帳やカレンダーを持って行ったり。ついでに少し話をする感じですね。

R.Fまずはそこからだよね。

T.Fしばらく取引がなかった休眠のお客様のところに行った時は、初回はまったく話してくれませんでした。でも、めげずに2~3回訪問したら話してくれるようになり、見積もりも頼まれました。

R.Fおお、すごいね。


T.F初めてひとりでお客様を訪問した時はどうでした?

R.F僕も最初はしばらく教育係の先輩に付いてお客様のところに行っていたんだけど、ある時、その先輩がドタキャンして(笑)。急遽、ひとりで訪問することになってしまった。

T.F予告なしに、ひとりですか。パニックになりそう。

R.Fでもかえって腹が据わって良かったかも。僕は実は引っ込み思案で営業に向いているか不安だったんだ。大学の仲間からは、「お前が営業なんて大丈夫か」と心配されるくらいでね。会社にも馴染めるか心配だった。


T.F今のR.Fさんを見ているとそうは感じませんね。どう克服したんですか?

R.F先輩のおかげだね。業務のことだけでなく、プライベートの話も先輩とするようになり、だんだん雰囲気に馴染んできた。お客様とも何度も話すうちに徐々に慣れてきた。やっぱり場数が大事だね。

T.Fそのエピソード、心強いです。

R.F入社1年目に、同期に遅れをとっているのではないかと悩んだこともあってね。その時も先輩に「人と比べるのではなく、自分の目標に向かうといい」と助言され、「今」に集中できるようになった。


T.Fこの会社、先輩がみんな優しいですよね。

R.Fあ、噂をすれば先輩だ。
入社の動機で多いのが、
三菱電機グループという安定性。
先輩社員のR.Sさんがリフレッシュスペースへ。いつも忙しい先輩ですが、仕事が一段落した様子なので声をかけ、会話に参加してもらうことに。

R.F自分は最初、営業に向いているか不安だったという話をしていたのですが、先輩が新人の時はどうでした?

R.S僕も営業として仕事ができるか不安だったよ。だからひたすら自分を助けてくれる人脈を広げていった。

T.F人脈ですか。

R.S先輩を頼るのはもちろんだけど、工場の人とか、仕入先とかに直接会いに行った。わからないことを聞きまくって。あと、お客様との会食には必ず同席したね。


T.F慣れないお客様との会食は避けたくなってしまいますが。

R.S同席した方が将来的にラクだと思ったからね。そういえば、会食で思い出したけどR.Fさんは入社1年目に…

R.Fあ、もしかして…

R.Sあれは、僕と一緒にお客様との会食に初めて一緒に行った時だね。

R.Fやっぱりその話ですか。


R.S僕に、ビールをぶっかけた(笑)。

R.Fいや、あの…ぶっかけたのではなく、こぼしてしまったのです。肘がぶつかって。

T.Fアクシデントですか。

R.S初めての会食で緊張していたんだね。

R.Fすみません。


R.Sまあ、それもいい経験だね。場が和んだし。ところでふたりはどうしてこの会社を志望したの?

T.F僕は大学の先輩がここで働いていて、明るい会社だという話を聞いていたのと、福利厚生が充実していることに惹かれました。三菱電機のグループなのでスケールの大きな仕事ができると思ったのも動機のひとつですね。

R.S確かに雰囲気は明るいね。


R.F僕もやはり三菱電機グループというのが志望理由のひとつですね。安定性を重視しました。あと高校時代からの友人が同じ冷熱業界で働いていて、業界のことを教えてもらったんです。それで興味を持ったというのもあります。先輩は?

R.Sみんなと同じで三菱電機グループの安定性という部分と、衣食住に身近な仕事なので、どんな時代でも必要とされる業界だろうと。改めて聞いてみると、三菱電機グループというのはポイントが高いんだね。
キャッチボールのボールを
いつまでも持たないことが大切。
事務のM.Sさんも仕事を終えてリフレッシュスペースにやってきました。盛り上がっている雰囲気に引き寄せられ、和に加わりました。せっかく先輩がいるからと、質問タイムに。

M.S先輩は忙しくしていることが多いですが、オンとオフをどのように切り替えているのですか?

R.Sとにかくメリハリをつける。時間の使い方だね。時間を無駄にしない。僕は土日に仕事をしない主義。プライベートがあって仕事がある、オフがあるから頑張れる、そう思っている。

R.Fプライベートがあって仕事がある、ですか。そのコメントいいですね。

R.S僕は入社した時からこのスタンスだね。

M.Sお客様との信頼関係の築き方は?


R.S僕が心掛けているのは、スピード感。キャッチボールのボールをいつまでも持っていないこと。

T.Fすぐに対応するということですか。

R.Sそう。質問や手配しなければいけないことを後回しにしたり、ためたりしない。相手を待たせない。スケジュールをきっちり管理して厳守するということ。

T.Fなるほど。それは若手の時から意識していたのですか。


R.S首都圏支社に配属になった時がきっかけかな。市場規模が違うから、より多くのお客様、大きな数字に対応しなければならなくなり、どうすれば効率良く進められるかを考えた。それで優先順位をつけられるようになり、ボールを持ち続けないことを意識するようになったんだ。もちろん、営業アシスタントの社員も優秀だからこのスピード感が可能になるわけで、感謝だね。

T.F先輩は連続で売上目標をクリアしていると聞いています。そんな先輩に、売上の上げ方をぜひ教えてほしいです。

R.Fそれは僕も聞きたい。

R.S目標を立てるのは当たり前だけど、なぜその数字を設定したのか、しっかり分析をすることが大事。そして数字は毎日欠かさずに見ること。

R.F数字を見たくない時があっても直視するということですね。

R.Sそう。ちゃんと数字に向き合わないとダメ。


T.F製品についてはどんな風に勉強をしていますか?製品が多いので僕はなかなか覚えられず奮闘中なのです。

R.S製品に関してはみんなと同じ程度の知識だよ。特別な勉強はしていない。ただ、人脈を生かすようにしている。製品についてわからないことは製作所の人に聞いて、お客様に専門的な説明が必要な場合は製作所の人に同行してもらう。僕は技術職ではないので、詳しい説明は詳しい人にお願いする、そういうスタンス。

T.Fなるほど。勉強になります。
慣れてきてお客様とさまざまな会話が
できるようになってきたことが嬉しい。
仕事終わりにちょっと、というつもりでリフレッシュスペースにやってきた4人でしたが、すっかり盛り上がって話し込んでいます。こういった光景がよく見られるのも、この会社の特徴なのです。

R.Sみんなは1年目と2年目だよね。今までで仕事で嬉しかったのはどんな時?

M.S最初はメモを見ながら仕事をしていたのですが、一連の流れが頭に入って、何も見ないでできるようになったことです。それで先輩に「仕事が速くなった」と褒められたことが嬉しかったですね(笑)。

R.Sいや、本当に仕事速いよ。

M.Sありがとうございます。あと、仕事ではないのですが、いろいろな商業施設やお店などにプライベートで行った時に三菱製品が使われているのを見ると、やりがいを感じますね。業務用のパッケージエアコンとか本当に多いです。


R.F確かにそうですね。僕も三菱製品だから使いたいとか、三菱電機冷熱機器販売だから頼みたいと言われると嬉しいです。営業としては、慣れてきてお客様とさまざまな会話ができるようになってきたのは喜びですね。雑談が増えるにともなって数字も上がってくる。

T.F僕は注文書に自分の名前を書けるのが嬉しかった(笑)。R.Fさんと同じように、仕事以外の会話ができると楽しいですね。

M.S先輩が嬉しかったエピソードは何かありますか?


R.S僕が一番覚えているのは、お困りごとを抱えていたお客様のところに、片道2時間かけて毎週、3年間通った時のこと。お悩みを丁寧にお聞きし、何とか解決に導くことができたんだ。それでとても感謝されたことが一番嬉しかった。その結果、大きな売上にもつながった。これは僕の原点にもなっている出来事なんだ。

R.F3年間、毎週ですか。お客様としっかり向き合うことって大事なんですね。僕も見習いたいと思います。

R.S実は僕の先輩が同じようなことをしていて、僕もそれを見習っただけなんだけどね。

T.F先輩は努力を楽しんでいるように見えるのですが、楽しむ秘訣って何ですか?

R.Sそうだね、明確な目標を立てるということかな。僕は必ず1年後と3年後、そして5年後の目標を立てるようにしている。毎年年末にそれを振り返り、検証する。結果によって目標をまた設定し直す。その繰り返し。達成できるのはもちろん楽しいし、達成に近づいていると感じることも楽しい。みんなの目標は?


M.S私は知識を増やして営業をちゃんとアシストできるようになること。それと、お客様に名前を覚えてもらうことですね。

T.F僕は早く一人前になること。そして先輩の話に刺激を受けましたので、ちゃんと目標を立てることを目標にします(笑)。

R.F先輩は日頃「誰がリーダーシップをとってもいい」と言っていますね。僕はまだ自分のことで精一杯なのですが、早く周りのことを見られるようになり、リーダーシップがとれるようになりたいです。

R.Sスポーツでも何でもそうだけど、誰が見ても優秀な人というのは、記録を塗り替える人。ぜひみんなには優秀な人になって欲しいね。今日は思いがけずいろんな話ができて楽しかったよ。


T.Fもうお開きですか(笑)。

R.Fホント、楽しかったです。

M.S私も。最初から参加したかった(笑)。

R.Sまた話そう。

一同ぜひ!